厚木市立病院

院長(プログラム責任者)挨拶

  厚木市病院事業管理者(院長) 長谷川 節

厚木市立病院は、1951 年に神奈川県立厚木病院として発足し、2003 年に県から厚木市へ委譲されました。発足から70 年弱の間、日進月歩の医療レベルの向上の中で公立基幹病院として、市民をはじめ受診される患者皆様の健康と生命を守る役割を懸命に果たして参りました。
当院の特徴を挙げると3点あると私は考えています。
まず、その1点目は厚木市が神奈川県の県央地区に位置するという点です。小田急線に乗れば50 分で東京の新宿に着き、都会へ通勤する住民が多く暮らされています。駅の中心部にはビルが建ち並びますが、市街地の周囲は田畑で占められています。市の東には神奈川県の中央を北から南へ流れる相模川があり、市の西側には丹沢山系の山々がそびえ立っています。半分は都会、半分は田舎という雰囲気の市であり、我が国の縮図のような環境と考えられます。
2点目の特徴は約6年をかけて新病院に建て替えたばかりであるという点です。実は、県央地区には医療体制の上で改善させねばならないいくつかの大きな課題がありました。それは長い間、県内の二次医療圏の中で県央地区だけが急性期医療の中心となる救命救急センター、小児科や産科などの医療の基盤を担う周産期母子医療センター、そして日本人の死因の第1位を占めるがんの診療連携拠点病院が整備されていなかったということです。このような状況を踏まえ、厚木市は2010 年4月に厚木市立病院整備基本計画を策定しました。これは、急性期医療、特に救急・がん・小児周産期医療、そして災害医療をより高い次元で担うことができる新たな基幹病院を建設しようとするものです。この計画に沿って老朽化した病院の一部を解体しては建て替える、という工事が2012 年10 月に着工しました。診療を継続しながら工事が進み、工事期間中の2016 年には地域支援病院として承認されました。そして2017 年12月に完成を迎え、最新の医療機器を備えた347 床の新病院が竣工しました。
当院の最後の特徴は64 名の常勤医のほぼ全員が東京慈恵会医科大学の各医局から派遣された医師であるという点です。同大学からは全面的な協力の確約をいただいております。従って当院では、日本の標準的な環境にある地域の、新築基幹病院で、大学附属病院のような高度な医療技術を学べる、ということになります。
新しく生まれ変わった厚木市立病院は臨床研修医の皆さんにとって、極めて良好な環境にあると言えるでしょう。標榜科は27 科あり、指導医の体制は充実しています。ローテーションにおける診療科の選択についても自由度の高い当院で、どうぞ好きなだけ学び、自分自身の可能性を高めてください。私達スタッフは全力でそのサポートをさせて頂きます。ご勤務をお待ちしております。

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