厚木市立病院

休日・夜間の小児救急外来におけるインフルエンザ迅速検査についてのお知らせ

2019/11/25

2019年11月15日から、下記事由により原則として、休日・夜間の小児救急外来においては、インフルエンザ迅速検査を行わない方針とさせていただきます。

基礎疾患があるなどリスクの高いお子さんの場合や、肺炎や脳症などを合併している場合、入院が必要な場合などには、迅速検査や抗インフルエンザ薬による治療を必要に応じて行っていきますのでご安心ください。

 

<インフルエンザ診療について>

インフルエンザは、基本的には自然に治るものであり、日本小児科学会の指針では、普段健康で持病のないお子さんへの緊急抗インフルエンザ薬投与は、必須ではありません。

また、インフルエンザ迅速検査は、発症(発熱などの症状出現)から12時間経過していることを前提とします。その精度はあまり高くなく、発症から時間が経っていたとしても「検査が陰性だからインフルエンザに感染していない」とは言えません。

 

<地域における当院小児科の役割>

当院の小児科は、入院治療が必要な重症患者さんを受入れる厚木市唯一の小児二次救急医療機関です。

休日・夜間帯では、他医療機関やメジカルセンターからの紹介患者さんの受入れや、緊急性・重症度の高い患者さんの受入れを行っています。

 

2019年11月15日

厚木市立病院 院長

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