厚木市立病院

DMAT(災害派遣医療チーム)車両をリニューアル!

2021/03/24

DMAT車両のリニューアルセレモニー

リニューアルセレモニーの様子

 地元企業である日産自動車テクニカルセンター(厚木市岡津古久560-2)の協力を得てリニューアルした市立病院DMAT(災害派遣医療チーム)車両が完成し、2021年3月24日リニューアルセレモニーを実施しました。

 車両購入に必要な資金については、クラウドファンディングで調達し、車両のデザインラッピングは、同社の有志が担当しました。こうした手法により、医療機関が自動車メーカーと連携して車両をリニューアルする取り組みは、全国初となります。

セレモニーやラッピングデザイン過程の様子は、日産自動車株式会社のYouTubeで公開されています。

「愛と勇気と希望の想いを乗せたDMATエクストレイル!」

厚木市立病院DMATとは

新型車両の納車を歓迎する病院スタッフ

 DMAT(災害派遣医療チーム)は、大規模災害などの現場で救命活動ができる機動性を持った医療チーム。専門的な訓練を受けた医師や看護師ら(現在10人)で構成する。災害拠点病院である厚木市立病院は、2013年3月に神奈川DMAT指定病院に指定され、新型コロナウイルス感染症の対応では、県の派遣要請により、ダイヤモンドプリンセス号など、数多く出動している。

クラウドファンディングによる 資金調達プロジェクト

 DMAT出動時に使用している車両が老朽化していたが、公立病院の厳しい財政状況の中で、資本形成の予算を医療機器の更新をメインに配分してきた結果、車両の更新が後回しになっていた。
2020年、コロナ禍での対応などによりDMATの出動要請も多くなったことから、クラウドファンディングを活用して新たな車両の更新に必要な資金調達を実施するプロジェクトを開始した。
募集期間 2020年8/3~10/30 調達金額 6,912,000円

DMAT×日産エクストレイル ラッピングデザインプロジェクト

 DMAT車両の更新に伴い、日頃から地域への貢献活動を積極的に推進されている日産自動車テクニカルセンター(厚木市岡津古久)に支援の依頼をしたところ、コロナ禍における市立病院の医療体制やDMATの活動内容にご賛同をいただき、車両へのラッピングデザインについて、ご支援をいただけることとなった。
 デザインについては、同社グローバルデザインセンターのデザイナーやモデラーによるプロポーザルが実施され、8人の方々から合計17のデザイン提案があり、市立病院の選考によりデザインが決定され、その後、同グローバルデザインセンターの有志により 車両へのラッピング作業が行われた。

ラッピングデザインプロジェクトへの想い

日産自動車㈱グローバルデザイン本部
第三プロダクトデザイン部
デジタルモデラー 鳥居 秀生さん(41歳)厚木市在住

 DMAT車両のラッピングをデザインするにあたり、災害現場で活躍する隊員の皆さまの記事を読ませていただきました。普段は医療に従事されている傍ら、災害発生時には身を挺して活動する姿に深く感銘を受け、日本一カッコいいDMAT車両に乗っていただきたいという思いを込めて、誠心誠意デザインし提案させていただきました。

 デザインコンセプトは、一目でわかる赤十字を中心に配置し、ボディの前後を強いコントラストで色分けしました。これは、この車両に乗るDMAT隊員の皆様が昼(白)夜(黒)問わず任務にあたり、いち早く災害現場に駆けつけるスピード感と、力強さや信頼感を表現しています。

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