厚木市立病院

日本胃癌学会認定施設(B)の認定について

2023/04/13

胃癌治療の質を見える化

当院が、関連学会の専門医数や、手術や内視鏡、抗がん剤治療の症例数、学会での論文発表などの基準をクリアして、 日本胃癌学会認定施設(B)に認定されました。

認定番号 施B023-013 厚木市立病院

認定機関 2023年4月1日~2026年3月31日(3年間)

日本胃癌学会認定施設とは

近年、胃癌治療の進歩はめざましく、その内容は高度化・多様化・専門化しており、ピロリ菌感染率の急速な低下もあり、今後胃癌の発生数は減少していくことが予想されている。このような現状を踏まえ、今後も質の高い胃癌治療を広く社会に提供していくために、日本胃癌学会が2023年度から施設認定制度を発足し、専門性が高く、経験豊富な施設の認定を開始した。

認定施設(B)の要件

  • 日本胃癌学会会員が合計2名以上常勤していること
  • 日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医が1名以上常勤していること
  • 日本消化器外科学会の消化器外科専門医が1名以上常勤していること
  • 病理専門医が常勤で専従していることが望ましいが、非常勤の病理専門医あ
    るいは保険医療機関間の連携による病理診断が、術中迅速診断を含めて適切に実施できること
  • 最近 3 年間に,常勤医師の 日本胃癌学会総会への参加実績が合計で 1 回以上あるこ
  • 最近 3 年間に、常勤医師の 日本胃癌学会総会での発表(筆頭に限る)が 1 件以上行われていること
  • 胃癌に対する外科的切除術が、最近 3 年間に 30 例以上行われていること
  • 胃癌に対する内視鏡切除術が、最近 3 年間に 30 例以上行われていること
  • 胃癌に対する化学療法が、最近 3 年間に 30 例以上行われていること
  • 外来化学療法加算が取れていること
  • 緊急手術および緊急内視鏡が実施可能な体制を整えていること
  • 倫理委員会が設置されていること
  • 合同カンファレンスが定期的に開催され,かつ,その記録が整備されていること
  • NCD 胃癌登録を行っていること、もしくは、認定施設取得後から更新時まで期間に NCD 胃癌登録を行うこと、施設認定を更新する場合は、NCD 胃癌登録を行っていることは必須となる(施設認定期間中であっても 2 年連続して NCD 胃癌登録の報告を怠った場合は施設認定を取り消すことがある。)

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