厚木市立病院

入院・出産

入院期間と費用

入院期間5日(分娩日を0日目とした場合、分娩後4日目退院)を標準としています。希望する方は、入院期間6日(分娩日を0日目とした場合、分娩後5日目退院)も選択できます。
標準費用は、「出産育児一時金の医療機関への直接支払制度」を利用した場合、おおむね出産育児一時金(50万円)の範囲内で対応できる設定です。

入院期間 標準的な費用 出産育児
一時金等支給額
5日
(標準)
分娩後 4日目に 退院 約48.5万円
前後
50万円
6日
(選択可)
分娩後 5日目に 退院 約53万円
前後

※標準的な費用は、通常分娩・大部屋(4人同室)の時のものです。(令和6年6月から11月までにご利用された方の平均額)
※有料個室利用(1日11,000円~ 詳しくはこちら)や無痛分娩(約7万円 詳しくはこちら)の選択など、出産方法やプランによって差額自己負担額分が出る場合があります。
※出産育児一時金の医療機関への直接支払制度を利用しない場合は、妊娠20週までに入院預り金(40万円)を医事課に納付してください。
※出産育児一時金についてはこちらを参考にしてください。(詳しくは、加入されている健康保険に確認してください。)

施設紹介

安心して入院・出産ができるよう、必要な施設や設備を充実させています。病棟の出入りはセキュリティカードで管理し、防犯対策も万全です。

病室(大部屋)

大部屋は4床同室です。仕切りがあるのでプライバシーも保護できます。

 

病室(個室)

完全個室の病室にはトイレやシャワー室も完備。
周りの目を気にすることなく、ゆったりと過ごすことができます。

 

陣痛室

出産直前に過ごす陣痛室は家族と一緒に過ごせるようソファーを設置。
窓から大山が望める景色の良いお部屋です。

 

分娩室

分娩室は、安心してお産ができるよう配慮しています。

 

授乳コーナー

新生児室内の授乳コーナーでは、個別に赤ちゃんのお世話や授乳方法などの指導が受けられます。

 

デイルーム

複数人の方が面会に来た時にゆっくりとお話ができます。

入院時の持ち物

入院の際には、次のものを用意してください。

  • 診察券
  • 保険証
  • 母子手帳
  • 下着類
  • イヤホン(テレビを見る際に必要です)
  • 筆記用具
  • 外来で配布したテキスト
  • 乳児の肌着、洋服、おくるみまたはバスタオル(退院時に必要です)
  • 飲み物、ストロー

※妊娠32週の健診終了後に各種書類を配布します。 ※入院時に持ち込んだ私物は、必ず患者さま及びご家族さまで保管・管理をお願いします。破損・紛失された場合、責任を負いかねますのでご注意ください。

入院時にお渡しする物

出産前後に必要な衛生用品と日用品のセットを、入院時にお渡しします。母子の寝巻やタオル、紙おむつはご自由に使えます。

 お産セット

  •  ナプキン(M・Lサイズ)
  •  産褥ショーツ
  •  母乳パット
  •  帽子
  •  おしり拭き
  •  ガーゼハンカチ
  •  ピュア馬油

 アメニティ

  •  ボディソープ
  • シャンプー
  • リンス
  • ヘアブラシ
  • ティッシュ
  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • コップ

プレゼント

当院で出産した方に、記念品をプレゼントしています。

  • あゆコロちゃん タオル
  • あゆコロちゃん ガーゼハンカチ
  • 桐の臍箱

記念食事

出産された方へのお祝いに、一般の病院食とは異なる「御祝い膳」と「おやつメニュー」を用意しています。

御祝い膳

出産後2日間に分けて洋食・和食メニューを配膳しています。

 

おやつメニュー

フルーツ盛り合わせやケーキセットなどを毎日15時頃に配膳します。  

安全管理と診療体制

当院では、周産期・小児医療に力を入れています。正常分娩だけでなく、緊急帝王切開に対応できるよう、産科や小児科、麻酔科医師が連携し、24時間体制で対応し、母子の健康を守ります。

産婦人科

産婦人科医師と助産師、看護師が産前から産後までサポートします。

小児科

生後1日目と退院日に、小児科医師が全身状態を診察します。また、一カ月健診も行います。

整形外科

先天性股関節脱臼を早期に発見し、治療や個別的な指導を行います。

臨床検査科

希望者には検査技師が新生児聴覚スクリーニング検査をします。
※検査費用の一部助成が各地方自治体で異なります。
※厚木市以外にお住まいの方は、市区町村により補助券対象でないこともあるため、入院前までに必ずご自身でお住まいの市区町村に確認していただくようにお願いします。

麻酔科

麻酔科医が常駐していますので、緊急時にすぐ対応できます。

泌尿器科

専門の医師が小児包茎などを診察します。一カ月健診以降もフォローします。

母児同室と母乳育児の推進

当院では、母児同室を取り入れています。産後一日目から母児同室を行うことで、授乳やオムツ交換など、赤ちゃんのお世話になれた状態で退院できるようにサポートしていきます。
また、赤ちゃんと同じ部屋で過ごすことで、赤ちゃんが望んだ時にすぐ母乳をあげられるため、母乳育児が軌道に乗りやすいというメリットがあります。 お母さんが疲れているときは、新生児室で預かり、しっかりと休息をとることもできます。

入院時の保健指導

授乳・沐浴・調乳・退院指導を行っています。 安心して育児ができるよう、退院前にお母さんの不安を解消します。

授乳指導

最初の授乳の前に、赤ちゃんの授乳に必要な抱き方や授乳の仕方、おむつや衣類の替え方などを指導します。

沐浴指導(泡沐浴)

赤ちゃんを実際にお風呂に入れながら、家庭での安全な沐浴の方法を指導します。

調乳指導

管理栄養士がミルクの作り方を指導します。母乳育児を進めるための補助として、ミルクを上手に使うことなど、個別的な指導をします。

 

退院指導

退院後の生活をイメージして、不安なことや必要物品など個人的な指導をします。また、子育てに不安が大きい方に対しては、地域への連携をすすめています。

面会について

面会時間

面会日 面会可能時間
平日 14時~20時
土・日・祝日 14時~20時

 

面会時の注意事項

  • 部屋に入る前に手洗い・手指消毒をお願いします。
  • 風邪気味の方やおたふく風邪など、感染性疾患の方は面会できません。
  • インフルエンザ流行時には面会を制限する場合があります。
  • 4人部屋では大勢の面会はできません。デイルームをご利用ください。

 

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