リハビリテーション技術科
業務内容
当院は、急性期のリハビリテーション医療を展開し、スタッフ:理学療法士6人、作業療法士3人、言語聴覚士2人、マッサージ師1人の計12人で行っています。
理学療法(PT:Physical Therapy) とは、身体の機能的障害のある方に対し、主としてその機能の回復を図るため、主に運動療法を用いて行なう治療です。
作業療法(OT:Occupational Therapy)とは、身体の機能的障害や脳の機能的障害のある方に対し、作業などを用いて日常生活動作や家事動作の回復を図る治療です。
具体的には、運動機能障害に対して、機能の維持向上を図るために関節可動域改善訓練・筋力増強訓練・基本動作訓練・歩行訓練・日常生活動作訓練を行います。
また、脳機能障害に対しては高次脳機能訓練を行っています。
言語聴覚療法(ST:Speech and Language Therapy)とは、脳卒中後の言語障害(失語症、構音障害)や聴覚障害、コミュニケーションに問題がある方に言語訓練を提供したり、代替手段を用いて新しいコミュニケーション法を取得するお手伝いをしています。また摂食嚥下の問題に対しては、飲み込みの訓練などによって回復を図る治療をします。
訓練内容は、初回時に評価を行い、患者さんそれぞれに合わせたプログラムを作成しています。
当院のリハビリテーション室では、整形外科、脳神経外科、内科などの患者さんのリハビリテーションを早期から開始し、理学療法・作業療法・言語療法を併用することで、より一層効果的な治療を目指しています。
なお、リハビリテーションは、主に入院患者さんを対象に、主治医が自宅や社会復帰のために必要と判断された場合、患者さんに応じて処方されます。