神奈川県がん診療連携指定病院プロジェクトについて
プロジェクトリーダーあいさつ
令和4(2022)年春の指定取得を目指して

プロジェクトリーダー(外科系統括診療部長兼外科主任部長) 渡部 通章
がんにかかったとき、その不安は病気や治療だけにとどまらず、将来・仕事・経済的、さらには外見的なことにもおよびます。大切なご家族ががんにかかったとき、その心配はつきません。がんを包括的に治療すること、それにはこれらを含めた治療やサポートが欠かせません。
当院は、院長の指示により令和2(2020)年8月から「神奈川県がん診療連携指定病院」の指定取得に向けたプロジェクトをスタートしました。これまでも実践してきた高いレベルの治療に加えて、「がん相談支援センター」や「緩和ケア」をさらに充実させることで、包括的な治療が実践できるように準備を進めてまいります。
がん診療連携指定病院とは
国(厚生労働大臣)が定める地域がん診療連携拠点病院と同等の機能を有するものとして、神奈川県知事が独自に指定する病院のことです。
国が定める拠点病院は、二次医療圏に1病院(県央地区では大和市立病院)となっていますが、地域のがん患者を賄いきれないので、同等の病院を県が定めており、県内に拠点病院は18、指定病院は12(令和2年12月現在)あります。
がん診療連携指定病院の役割
- 専門的ながん医療や緩和ケアの提供
- 地域のがん医療を担う医療機関との連携
- がん患者に対する相談支援や情報提供
プロジェクトのロードマップ
プロジェクトの活動内容について
プロジェクト会議
回数 | 日付 | 内容 |
第1回 | 2020年8月18日 | プロジェクト始動 |
第2回 | 2020年10月6日 | 令和3年度の申請に向けて整備が必要な事項等を確認 |
第3回 | 2021年11月12日 | 緩和外来の整備等必要事項の進捗状況確認など |
第4回 | 2021年1月7日 | 視察報告及び今後の活動(セカオピ外来、緩和研修等)の確認など |
第5回 | 2021年2月18日 | 緩和関係の報告(外来開始、研修会について等)及び指定要件充足状況の確認など |
県庁訪問
日付 | 内容 |
2020年8月27日 | あいさつ(指定認定に向けて始動) |
2020年9月10日 | 現況等を報告。令和2年度の申請を目指すか、次年度の申請を目指すか相談
*後日、次年度(令和3年度)の申請を目指すことを決定。 |
2020年12月10日 | 指定取得に向けて活動していることの進捗状況の報告、確認等 |
視察等
日付 | 内容 |
2020年12月23日 | 小田原市立病院(がん診療連携拠点病院として全般的な事項)視察 |
2020年12月24日 | 東京慈恵会医科大学(緩和ケア外来)視察 |
プロジェクトメンバー
番号 | 職名 | 氏名 |
1 | 外科系統括診療部長兼外科主任部長 (プロジェクトリーダー) |
渡部 通章 |
2 | 副院長(診療担当・感染対策担当) (プロジェクト相談役) |
増渕 正隆 |
3 | 産婦人科 部長 | 茂木 真 |
4 | 泌尿器科 部長 | 畠 憲一 |
5 | 泌尿器科 非常勤医師 | 鈴木 正泰 |
6 | 麻酔科 医長 | 尹 志先 |
7 | 呼吸器内科 医長 | 田村 休応 |
8 | 消化器内科 上席医長 | 岩久 章 |
9 | 医療技術部門長兼臨床検査科長 | 山本 秀巨 |
10 | 医療技術副部門長兼薬剤科長 | 斎藤 恭正 |
11 | 薬剤科 技師 | 髙坂 暢 |
12 | 看護部 副部長 | 郡山 美恵子 |
13 | 患者支援センター センター長 | 森田 里美 |
14 | 5A病棟看護担当 緩和ケア認定看護師 | 小髙 忍 |
15 | 5B病棟看護担当 統括主任 がん化学療法認定看護師 | 熊元 百合子 |
16 | 経営管理課 課長 | 小路 隆行 |
17 | 医事課 医事係 | 有本 卓也 |
18 | 病院総務課 人事労務係 | 皆川 正紀 |
(2021年1月20現在)