厚木市立病院

サイレント・マニピュレーション~四十肩・五十肩のつらさを軽減~

症状が残りやすい四十肩・五十肩

肩関節周囲炎、いわゆる四十肩、五十肩では、肩が硬くなり上げにくくなる「凍結肩」を生じますが、そのほとんどが時間の経過とともに改善すると考えられています。治療としては、内服薬や外用薬の使用、注射やリハビリテーション加療などを行いながら、経過観察することが一般的です。しかし、約7年間経過しても、患者さんの半数で何らかの症状が残るという報告があり、従来の保存加療ではなかなか良くならない場合があります。

サイレント・マニピュレーション

以前から重症の場合には手術を行うこともありましたが、外来で行うことができる治療法「サイレント・マニピュレーション(以下、SM)」の有効性が報告され、当院でも行っています。SMは、首の部分に注射で麻酔をかけて肩の感覚を麻痺させ、硬くなった肩関節を動かし、関節包(関節を覆う袋状の組織)を破ることで、肩関節をやわらかくします。さらに、関節の硬さだけではなく、痛み自体も改善し、とても有効な治療法として報告されています。

四十肩、五十肩による肩の痛み、硬さでお困りの場合は、ぜひご相談ください。

注射による麻酔、治療の様子(イメージ)

 

治療前の肩の動き

 

サイレント・マニピュレーション治療直後

 

サイレント・マニピュレーション治療1か月後

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